ナンシーグラナート オルガン演奏会
日時 : 1990/07
場所 : 名古屋学院大学
コメント : 岐阜にお住いの世界的オルガンビルダー・辻宏氏製作のオルガンの美しい
音色と、完成度の高い演奏が印象的でした。
ウェルナー・ヤコブ オルガン演奏会
日時 : 1992/05
場所 : 名古屋の五反城カトリック教会
コメント : 久々のオルガン演奏会でした。リストの「BACHの名に基づく前奏曲とフーガ」は、とても30ストップのオルガンとは考えられない程の迫力がありました。また、最後の即興演奏は, 非常に完成された, 一つの作品としても通用する素晴らしいものでした。
○ョル○ー○・○ゥス○リー○ オルガン演奏会
日時 : 1992/??
場所 : 名古屋市内の教会
コメント : これほどいい加減な演奏は、もう二度と聴く機会はないであろう。
レジストレーションも普通でなく、逆に斬新だと感じました。
ペトロプラニー オルガン連弾演奏会
日時 : 1992/10
場所 : カトリック南山教会
コメント : 幅広い年代の作品を聴くことができました。特に、バッハの、
「キリエ 聖霊なる神よ BWV671」が気に入り、この日以来、CDで繰り返し
聴いていました。
吉田徳子・吉田文 オルガン連弾演奏会
日時 : 1992/11
場所 : 名古屋の五反城カトリック教会
コメント : オルガンの連弾はこれまで聴いたことがなかったため、新鮮でした。
昔のNHK-FM「オルガンの調べ」のテーマ曲だった、ベートーヴェン作曲の「自動オルガンのための組曲」の他、近代、現代の作品も多く演奏されました。
アンコールで演奏された、ペダルのみによる、ウインナ・ワルツも大変印象に残っています。
ジャン・ギユー バレンタインオルガン演奏会
日時 : 1993/02
場所 : 愛知芸術劇場コンサートホール
コメント : まだ完成して間もない楽器だったため音はやや硬く感じられましたが、
32フィートの音詮を備えた100ストップ級の大オルガンのサウンドを生で聴くのは
これが初めてで、涙が出る程感動しました。しかしその後FMで放送されたのを
聴いたら、あまりよくないと思いました。
松井直美、オーレ・エドワード・アントンセン演奏会
日時 : 1993/05
場所 : 五反城カトリック教会
コメント : オルガンとトランペットの共演でした。聴衆は、
アントンセンのトランペット演奏が目的の、吹奏楽部員と思われる高校生が多かった
ため、オルガン独奏になると雑談が聞こえて腹が立ちました。演奏曲目のなかでは
特に現代の作品が耳に心地よかったと思います。普通の演奏会と違い、先に現代の
曲を弾き、次第に古い作品に移るという形式でした。
演奏会の終了後、教会の受け付けで、偶然松井直美さんに会ったので、少し話を
しました。
後で、サインを貰っとけばよかったと後悔しました。
ジリアン・ウィーア オルガン演奏会
日時 : 1993/09
場所 : 愛知芸術劇場コンサートホール
コメント : ウィーアの演奏は昔NHK教育テレビで聴いた事があり、その中で
特に印象に残っている、フランクの「コラール第2番」を、生で聴く事ができ、
非常によかったと思います。また、ヴィドールのトッカータ、メシアンの
「神は我らと共に」も迫力がありました。その他、九州の民謡をベースに
した作品も演奏されましたが、途中で一瞬、地震により会場がユサッと揺れた時に、
演奏をやめて舞台裏に戻っていってしまいましたが、再び途中から再開されました。
吉田徳子 オルガン演奏会
日時 : 1993/10
場所 : 多治見修道院
コメント : 多治見修道院のオルガンは、聞くところによると、風水害に遭って
一部使えなくなった楽器を含む複数の楽器を組み合わせたものなのだそうです。
いかにも古く、「ニューマチックアクション」を使っていそうに見えました。
また、肺も弱そうで、ある鍵盤で長い音を鳴らしながら別の鍵盤で短い音を
断続的に鳴らす場面では、長い音が短い音に影響され、ピッチが変化していました。
しかし、そこがまた面白く感じられました。
演奏された曲のなかでは、カークエラートやヴィエルヌなどのロマンティック
オルガン音楽が良かったとおもいます。また、フォーレの「Maria Mater gratiae」
など、歌が入った曲も素晴らしかったと思います。
帰りには、朝の「爽やかな秋晴れ」とはまったく違い、雨が降りそうだったので慌てて
会場を後にしたものの、道に迷い多治見駅の場所が分からなくなってしまい、
そのうち土砂降りとなり、全身ずぶ濡れになってみじめでした。
続く....